検査

放射線検査

放射線の利用は診断や治療において必要不可欠です。放射線を使用する検査は、病気の発見や治療に必要な場合のみ実施されます。放射線検査室内に入っただけで被曝すると誤解されている場合もありますが、検査が始まるまでは放射線を照射していないので、入室しているだけでは被曝することはありません。検査で患者様に放射線を照射する際は、身体全体でなく、必要とする部位にしか照射していません。医療行為における放射線の量で、人体に「がん」を引き起こすほどの影響を及ぼす事はほとんどありません。症状があって受診された方には原因の究明と治療方法の確認という利益があり、健康診断においては病変の早期発見や安心を得るという利益があります。放射線に対する、過度な不安を払拭することが望まれます。必要以上の被曝が起きないよう努めていますので、ご安心下さい。

検査の注意事項

撮影範囲内に異物があると、写真に写ってしまい診断の妨げになりますので、撮影前に更衣室または撮影室内にて外して頂きます。
撮影時の体の動きや、呼吸による動きはX線写真のブレの原因になります。検査時に、技師が呼吸や体位を指示致します。
また、体位によっては技師が患者様の体に触れることがあります。その際には必ず説明を致しますのでご協力お願いします。
ご不明な点がございましたら、担当技師、職員に遠慮なくご相談下さい。